バブル期の日経平均まであと少しなんだけど実感がないってのはそういうことかもしれない。
本日、日経平均が一時37,000円を突破したとか。終値は36,897円。日経平均の過去最高値が38,915円だからあと5.5%上がれば高値更新。
そのくらい急激に日経平均が上がっているのですがその実感が全くありません。ネットニュースを見るかぎり一部の大企業(大企業の一部?)が給与、賞与の引き上げを積極的に行っている印象。少なくとも私の勤務先の賃上げはかなーり渋いです。会社は業績がのびてきているのに。
バブル期はアルバイトでも十分に生活ができたと耳にします。今はその逆で非正規では生活の維持も難しく、正規ですら厳しい状況には変わらない。日経平均だけに着目すると同水準なのに個人の生活レベルになると天と地ほどの差がある。
株価が戻ってきているなら生活水準も戻るんじゃないのか、とぼんやり思っていたのですがどうもそんな雰囲気は感じられない。労働者の立場では万人が恩恵にあずかれることはもうないんじゃないだろうか。労働者の立場でも儲かっている人はいるでしょうけど昔とは違う印象。
これだけ株価が上がれば企業のオーナーは儲かって仕方ないでしょう。事実、私の勤務先も従業員の賃上げの前年比よりも配当の増配率の方がはるかに大きい。桁が違う。
そんな現実を目の当たりにすると投資をするかどうかが重要なんだってことを改めて思い知らされます。年収は横ばいだけどETFからの配当や各ファンドの値上がりがすごいから一人なのに二馬力で稼いでいるような状況。最近は相場が好調だからそんな状態だってことは理解しているけど、長期的に見れば上がっていくと「期待」できると考えているので長い目で見れば今の状況はそれなりの規模であっても続くと持っています。そう思っているから投資をしているワケで。
労働だけではバブル期のようにみんながみんな儲かるわけじゃないのだから、投資をするかしないかで二極化が進んでいくんだろうな。
私が投資を始めた頃にはまさかこんな状況になるとは全く想像もしていなかった。投資を始めようと行動を起こした当時の自分を褒めてあげたい。
よくやった!