エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

「年率4%運用なら資産は減らない…そんなFIREの前提条件を日本人が信じてはいけない理由」というネット記事、タイトルも中身も「?」が飛び交う。

FIRE目指している私の眼にビビッと入り込んできたネット記事。いわゆる4%ルールを信じていけない理由とはいかに。

筆者は4%ルールを乱暴だと指摘しています。筆者がそう考える理由と、それに対して私が思ったことは以下のとおり。

理由1:日本にも当てはまるとは限らない。
日本にも、というのは「日経平均TOPIXでは長期では4%維持できていないから」だそうです。いや、4%ルールに基づいてFIRE目指す人が国内株式に絞って資産運用するのって考えにくいと個人的には思っています。米国での資産運用の実績が4%ルールの背景にあることは、4%ルールという言葉を知っている人は把握しているんじゃないかな。

理由2:米国の過去実績が今後も続くとは限らない。
これはそのとおりだと思います。あまりに楽観することは危険ですが、よりよい生活をしていくことが経済活動の原動力になっていると認識しているので、経済成長が止まることは考えにくいよな、と考えています。むしろ、よりよい生活をしたい、と考える人の願望が今後も続くことを期待しています。

理由3:株式投資の成果(利回り)は個人差あり。
個別株ならそうでしょう。個別株がだめならインデックスがあるじゃない。インデックスで平均点取りましょう。

理由4:4%ルールは税金を無視している。
そうですが、税金で引かれる分だけ資産額を割り増せば良いだけです。

あくまで私個人的な意見ですが、FIREを目指す人を減らすための記事を書こうとしているように思えました。国内株式に妙にこだわっている点も、ものすごく気になります。

記事の最後に「ファイナンシャルリテラシーを身につけた人だけが4%ルールを達成できるのだと思う」とあり、それはそうだなと読み進めていくと、筆者紹介の箇所に株式投資必勝ゼミ」』『会計の得する知識と株式投資必勝法という本を書いているとあります。

えぇっとぉ、、、その本を読めばファイナンシャルリテラシーを身につけられて、4%ルールを余裕で達成できるって解釈でOKでしょうか。

必勝って書いてるし。

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