エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

これだけ金価格が上がると金への投資ファンドが増えるのも必然か。

ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズから金価格への連動を目指すファンドが出てた。

ここ最近は株式だけでなく金価格もかなり上がってきています。ドル建てでも円建てでも。

出典:https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/m-gold.php

こういう旬なモノが出てくるとそれに関連したファンドの組成が始まる傾向があります。金価格に連動するファンドも結構な数で作られているようで。資産計算の際にマネックス証券のサイトにアクセスした際、最新情報にファンドの取り扱い開始の記載がありました。

※赤線は私が付けました。
出典:https://www.monex.co.jp/

追加された金価格への連動を目指すファンドはあのニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズ。これは信託報酬がだいぶ抑えられているんだろうなと期待してみたのですがそうではなかった

1年経過しないと実質の手数料は分かりませんが別の類似のファンドの方が安い。同様に金価格に連動するETFに投資するファンドとしてSBI・iシェアーズ・ゴールドファンドがあります。愛称は「サクっと純金(為替ヘッジあり/なし)」。愛称って誰がどう考えて誰がGoサイン出しているんだろう。

目論見書を見る限りSBIとニッセイのファンドはほぼ同じと理解しました。でも信託報酬は以下のように差があります。

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
・0.1838%程度
(ファンドが0.0638%、 対象ETFが0.12%程度)

<購入・換金手数料なし>ニッセイゴールドファンド(為替ヘッジなし)
・0.375%~0.525%程度
(ファンドが0.275%、対象ETFが0.10~0.25%程度)

信託報酬の差は委託会社、販売会社の料率に差があることが大きな要因。日精は対象ETFが3つ挙げられており、それらによって変動する様子。今現在どれに投資しているのかまでは調べられず(私は)。

倍近い信託報酬の差があるのでニッセイのファンドが資金を集めるのは難しそう。信託報酬以前に流行りものへの投資は瞬間風速的に資金は集まっても新たな流行物がでたらそっちにみんな目移りするし。

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