投資を始める時に知ったドルコスト平均法。
一括投資をすると高値掴みになるかもしれないから、一気に投資するのではなくある程度分割して定期的に定額で買い付けていく方法がドルコスト平均法、と認識しています。
投資関連の本にもネットにもそんな風に書いてありますね。
ある程度投資資産が積み上がってくると、1回あたりの投資金額が資産全体に対して小さくなります。改めて計算してみると、私の毎月の投資金額は積みあがったリスク資産に対して1%未満です。1回あたりの投資のインパクトがだいぶ小さく、その1回で高値掴みをしようがもはやその影響はわずか。2~3万円/月で積み立て始めた投資初期の頃は1回のインパクトが大きいですが。
なので、投資金額が積みあがった場合はドルコスト平均法による高値掴み回避の効果は薄れてしまうなぁと考えています。
以前、入金力を平準化するために賞与を一気に投資するのではなく、次の賞与まで均等割りして投資してく、といった記事を書きました。これはいわゆるドルコスト平均法になりますね。
資産が積みあがってきた今となってはドルコスト平均法で高値掴みを回避することに有効性がなくなっていますが、賞与の一括投資はしない方針を固持します。高値掴み云々ではなくコロナショックのような急落が起きた際に追加投資できる資金を確保する目的でドルコスト平均法を採用します。
人によっていろいろ考えがありますが、私が考えるドルコスト平均法のメリットは高値掴み回避のほか、急落時に追加投資できる資金を確保しておけることもドルコスト平均法のメリットと考えています。なので投資資金が積みあがろうがドルコスト平均法のメリットは残ると私は考えています。
市場から退場するのを回避するため、多少非効率でも自信が気持ちよく投資を続けられるようにするのが大事です。