投資ブロガー NightWalkerさんの本です。
NightWalkerさんは「NightWalker’s investment Blog」を運営されているブロガーさんです。完全リタイアされているので、FIREに至る考え方などを知りたく購入して読みました。
読了して感じたことなどなどは以下のとおりです。
■リスク許容度
投資を始める時点ではリスク許容度は明確ではなく、投資を継続していく中で徐々に分かってくるものとあります。実際、私も何度か相場の大きな調整やコロナショックの急落を経験していくにつれて、リスク許容度が見えてきました。意外とリスクをとれる耐性があるように今は思っていますが、次の暴落時に私の本当のリスク許容度が判明すると思っています。
■一括投資だと損??
「高値の時に一括投資したら明らかに損」という旨の文章ありました。私の読み方が甘いのか、ここについては今も「はて??」となっています。長期的に右肩上がりを期待できるならば一括投資が有利である、というのが私の認識です。高値で一括投資した後、すぐ暴落したら苦しい。。。という意味であればそうだなと。
■イノベーター理論
この理論、初めて知りました。私は投資についてはアーリーアダプターなのかな、なんて思いました。それ以外の事柄についてはラガードですね。スマホなんて最たるもので、つい2年ほど前にガラケから機種変更したほどです。
■いつかはFIに到達
この考えはなかったです。年金で暮らしている高齢者はFIってことなんですね。FIになるのが普通よりも早いかどうかが問題で、できるだけ前倒しした人が多数いるからFIREムーブメントになるんだなと。
■FIREしても働いているという考え
お金(賃金)が発生しないだけで自由業という“働き方”をしている、という点、そういう考え方もあるんだと。この考え方は非常に興味深い。FIREしたら好きなことが職業とも言えるわけですね。
■リタイア後に暴落しても売らなければなんとかなる
極端なケースでの試算ではありましたが、売らずに耐えていれば上昇局面の恩恵を受けて、貯金の切り崩しと比べてプラスになる可能性が高い点、FIREを狙うにあたり安心材料になります。もちろん、投資には必ずプラスになるとは言い切れないことを十分気にとどめておく必要はありますが。
対象が同じでも、新しい見方、考え方を知ることができるので本はいいですね。特に私が目指しているFIREに到達された方が書いた本は非常に興味深いです。FIRE本は他にも何冊か出ているのでそれらも読んでいこうと思っています(何冊かは既に購入済みで積読状態。。。)。