国内株式が好調。少額だけど私が保有しているTOPIX連動のファンドも絶好調。
TOPIXが東証全体を表したインデックスだということは把握しているけれどもその詳細までは確認したことがなく。ということで掘り下げてみることに。
「TOPIX 構成銘柄 比率」で検索をかけてJPXのサイトがヒット。そこに構成銘柄別ウェイト一覧が掲載されていました。掲載、というかcsvファイルが公開されている状態。
出展:https://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/index.html
このcsvファイルをダウンロードしてexcelでグラフを描画してあれこれいじるとこんな感じに。個別銘柄のウェイトを降順にして描画しています。
個別銘柄のウェイトが青、それらの積み上げが赤、横軸は銘柄数。
3月末時点で2160社。積み上げていくと上位54社(2160社の2.5%)でTOPIXの50%、上位226社(2160社の10.4%)でTOPIXの80%、上位448社(2160社の20.7%)でTOPIXの90%を占めている。448社目のウェイトは0.0276%とごくわずか。グラフでも地を這っている部分。
時価総額(浮動株)が上位の銘柄でTOPIXの値動きの大半を占めていることはなんとなくそうだろうなとは思っていたものの具体的な数値で見るとここまで偏っていたとは想定の範囲外。こんなことになるんだ。
これを見ていると金融資産を持つ人の割合のグラフを思い出します。少数の人が資産の大半を保有しているという事実。なんとなく類似点がある。
ちなみに、TOPIXの構成銘柄の比率一覧の中に私の勤務先もありました。グラフの中で地を這う部分のどこかに潜んでいます。そのうち右側へとシフトしていくんだろうな。まぁ私が離脱まで持ってくれれば良し。