その気持ちは理解できる。今の歳になるとうらやましい職場環境と思ってしまいますが。
仕事がゆるずぎる、職場がホワイトすぎる、という理由で退職する若手社員が増えてきているのだとか。
コチラ:https://news.yahoo.co.jp/articles/52835402edea9f096e7966c45cece39aff7a4375
今現在としてはそんなホワイトすぎる職場でぜひとも働きたいものです。一方で、働き始めた頃を思い返すとこの記事に出ている若手社員の気持ちも理解できます。
私が働き始めた頃はまだ昭和(じゃないけど)の雰囲気が色濃く残る時期だったので、労働基準法何それおいしいの?の労働環境でした。
ですので、新卒で配属された職場は最初の1,2か月ほどは酷くこき使われました。ですが、とある事情で業務が一切ストップとなってしまい2か月間ほど何もすることがないという状態に。
今振り返れば「仕事しなくてお金もらえてよかったなー」と思えますが、当時は内心ものすごく焦っていました。とにかく頑張って早く仕事覚えて一人前にならないと、という意気込みで入社したものの、一日の仕事が1時間くらいで終わる看板のペンキ塗りなんてことも。
そんな状況なのに社員が複数人いる職場って一体何だったのだろうか。ペンキ塗りが業務と全く関係ない会社の新入社員にペンキ塗りさせても意味ないよな。。。
そんな中、別の職場に配属された同期の話では「今はこんなことをやっている」「こういうことを任されている」という内容ばかり。置いてけぼりをくらっている感じで非常に焦った。
だから記事の中にある若手の気持ちが理解できます。
「スキルアップできる会社で働きたいっていうのがすごく健全だし、人として成長したいというのは当たり前なので。やりがいがないなら、さっさと辞めたほうがいいと、私は思います」
(上記記事からの引用)
終身雇用が崩壊しかかっている今現在、スキルを身に付けられないならこの先いばらの道を突き進むことにもなりかねないし。
どれだけの若手がリンク先の記事のような考えを持っているのかは分かりませんが、ぜひともその気持ちを持ち続けてほしい。
こんな緩い環境になっている背景は長時間労働抑制やハラスメント対策があるとのこと。これらがユルユルだった昔は仕事し放題でしたからね。そこであの手この手で仕事の進め方を学べたのですが、そういった機会を与えられない今の時代の若い人はある意味で被害者とも言えるのかもしれない。