「いつでも会社を辞められるようにしておきたくて」とは言えない。
私が投資をしていることを人づてに聞きつけた職場の人から「お金増やしてどうするの?」と質問されました。
正直に「いつでも辞められるようにするため」と言えたらどんなに楽なことか。さすがに、職場の人にはそんなこと言えません。
老後に困らないようにするためだと、もっともらしい回答をしておきました。完全に間違いではないのでOKでしょう。
しかし、先の質問をされたときは一瞬頭が真っ白になりました。
え?お金ほしくないの?
じゃああなたは何で働いているの?
質問してきた人は、働いて給料を得て、適度に使って適度に貯めて、定年迎えた以降は貯蓄と年金で、と考えているのかもしれません。そうじゃないと労働以外で増やす必要があるのか?と質問してこない気がします。
そういう働き方を否定するつもりは全くありません。ただ、私自身は働くことで受ける様々なストレスに耐えられそうにないからリタイア資金を早々に作ろうとしているだけです。
あとは、今の待遇がいつまでも続くとは考えていないこともあります。過去に在籍していた会社で給与カット、賞与カット(ほぼゼロ)、退職金カットの酷い目にあった経験があるので、今の会社でもそうなるかもしれないことを前提に考えています。ネガティブかもしれません。
もちろん、今の待遇が続く、もしくはより良くなるならばそれに越したことはないです。
今の会社はそういったひどい経営状況に陥ったことが創業以来ないので、生え抜きの社員は重く捉えていないのかもしれません。
同じ会社の中で同じような仕事をしていても考え方が全然違うんだなと、先の質問をされたことで改めて思い知らされました。
どの考え方も正解・不正解はないと思いますが、私のようなネガティブな考えよりも、ポジティブな考え方の方が毎日楽しいだろうなと思います。
それができればFIREを目指さないのですがね。