敗者のゲームに「長期的には超過損失は消失する」と書かれています。いま私が持っている含み益はどの程度消失する可能性があるのか。
今の含み益が収益の期待値からどれだけ上振れているのか確認。2019年1月からコロナショックを挟んでどんな推移だったかプロットすると下図のようになります。各月末時点の値でプロットしています。
黒破線は年利回り6%で簡易的に計算したものです。
2020年10月あたりまでは、コロナショックで急落した月を除いても概ね期待値に張り付いています。その翌月からは徐々に期待値から上振れしていき、2021年12月が上振れのピーク。
2022年に入ってからはジワジワと含み益が減ってきていますが、まだ十分にプラスを確保。
長期的にはこの超過損失は消失するのであれば、少なくとも評価額(赤線)は期待値(黒破線)に近づくはずだ、ということになります。
これ、相当な額です。もちろん、期待値(黒破線)は評価額プラスなので評価損になるわけではないのですが。
改めて眺めてみると相当に出来すぎた株式相場だったってことがわかります。だからこそレバナスのようにレバレッジをかけたファンドが人気だったのかも。この波に乗り遅れるな!的な?
先のグラフから、少なくともこれからどれだけの含み益の縮小が起こりうるか把握できたので、自分が決めた投資方針をリスク許容度の範囲内で堅持していきます。
投資経験も10年目突入し、いろんな相場の波を経験してきたからか、荒れる相場を落ち着いた気持ちで眺めることをできています。これから来るかもしれない急落の際に、この落ち着きが本物であるのかどうか判明します。
本物であるはず。。。