エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

高配当株式のインデックスファンドは買いか?

最近、投信の新規設定が増えてきています。
よくある手数料割高なものではなく投資家に寄り添った投信が。

最近設定されている手数料格安な投信はこんな↓感じです。

■SBI・V・全米株式インデックスファンド
■SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド
■PaPay投信 NASDAQ100インデックス

米国に関連する投信が多く設定されるのは昨今の米国市場から考えて理解できますが、いまいち腹落ちしないのは高配当株式のインデックスファンド

先行している楽天の米国高配当株式インデックス・ファンドを見てみると、目論見書に配当出る旨が書いてあります。毎年7月15日に決算し収益分配方針に基づき分配を行う(ただし保証されるものではない)とあるものの、投信の設定以来分配が行われたことがありません。

私がVYMを保有している理由は配当を多く受け取るためです。配当が出ない場合、わざわざ高配当株式のインデックスファンドを保有する理由があるのだろうか。。。と思っています。また、これまでの配当込みのリターンで見ると全米株式やS&P500と同等のリターンということもあり、なおさら保有するモチベーションがなくなるよなぁ、なんて。

多くの人もそう考えているのか、楽天の高配当株式インデックスファンドの純資産額が3年半で48億円に留まっています。別途設定されている楽天の全米株式インデックスファンドが1,000億円を突破したことと比べるとだいぶ寂しい。

私が高配当株式のインデックスファンド(SBI, 楽天)を買い付けることはありません。高配当株式をインデックスファンドを保有するのならばVYMを直接買い付けます

販売する側からすると色んな選択肢を用意しておきたい(売れるから)と考えているのだろうと推察します。なんだかんだ書いてきましたが私も販売する側の立場だったら「高配当も用意して」って言っているでしょう。立場変われば何とやら。

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