エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

企業型確定拠出年金の運用

企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)での運用もしています。
MSCIコクサイに連動する外国株式インデックスファンド一本です。

特定口座で資産運用を始めてしばらくしてから、企業型DCでの運用も始めました。今でこそ外国株式インデックスファンドの1本のみですが、企業型DCに加入した直後は企業型DCの中で以下のような資産配分でした。

■加入直後
・定期預金:30%
・国内株式インデックス:20%(日経平均
・外国株式インデックス:50%(MSCIコクサイ)

企業型DCに加入する前に以下の本を読んでおり、上記の資産配分が合理的ではないことが分かっていたはずだったのですが。。

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

 

 この本の中で、企業型DCに関して書かれている大切な内容は以下です。

最も税制上のメリットが大きいアセットクラスを企業型DCに割り当てることが合理的。

それを知っていたのに、合理的ではない資産配分にしていました。本に書かれた内容を文章としては理解できていたのですが、腹落ちしていなかったということです。投資の経験値が増えていくにつれ、本に書かれていた内容を深く理解できるようになり、結果、外国株式インデックス1本のスタイルに至っています。

ただ、定期預金で持つことが合理的ではないとしても、DCではスイッチングに費用が掛からないことを利用して、相場のサイクルに合わせて(合わせられるとは言っていない)、株式から預金へ、預金から株式へ、の乗り換えもできますね。長期投資にはそぐわない方法のため、ちょっと刺激がほしい、なんて考えている場合はやってみるのもいいかもしれないです(投資は自己責任です)。

ちなみに、上で紹介した本の発売が2013年のため、本の中で紹介されている投資商品の信託報酬は割高です。信託報酬の引き下げ競争が始まる前の本はたいていそうですね。ただし投資に関する考え方は今と変わらないので、今読んでも得ることがあると考えています。

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