以前から言われている「貯蓄から投資へ」で経済が良くなるって本当?
個人資産の合計で1,000兆円ほどの現預金があって、それが投資に向かえば経済が良くなるという話。
投資に移行すれば即経済が良くなる!みたいに投資がまるで特効薬みたいに扱われていることに違和感があります。
資金を投資に回しても短期では元本割れすることは十分にあり得ます。投資して資産を増やして消費に回せるようになるのには時間がかかるので、それを待てる人がどれだけいるか。
もちろん短期で大きな利益を手にする人は間違いなくいます。
問題はそれの再現性がどれだけあるかどうか。
ベターな投資はよく言われている長期、積み立て、分散だと私は思っています。
今年から?高校で投資に関する授業が行われるようになったので、今の高校生が投資で資産を膨らませて従来からの消費行動が変わる時期に初めて「経済が良くなる」と言えるようになるのかな、といったイメージを持っています。
どんな教育が行われているのか把握できていませんが、そこに期待したい。
学校でこういった教育がない限り、多くの人は投資に関する知識を得る機会がないように思えます。
今在籍している会社で初めて企業型DCに加入しましたが、企業型DCに関する会社主導のセミナーはゼロでした。最近になって金融機関の社員を読んでウェブセミナーを始めたようですが。
あとは親ブロック発動しないことを祈るのみですかね。