それは投機。
興味深い記事が目に留まりました。Yahoo!にも出ていますがこちらが出どころ。
話題の新NISA、実は「落とし穴」だらけ…荻原博子が「おやめなさい」と断言するワケ
出典:https://gendai.media/articles/-/121409
著者は投資をするなの立場の人なので新NISAのデメリットを挙げています。
・ナンピン買いが難しい。
・損益通算ができない。
・損失繰り越しができない。
・一人一口座しか持てない。
デメリットと言われればデメリットですが新NISAのメリットの大小と比べれば大したことがないように私は感じます。まあ上記のようなことを書いてあるんだろうなと予想はできていましたが想定外だった文言もありました。一部抜粋。一部太文字化は私がしました。
次に、思い込みによるデメリットも大きいように思います。なぜなら、金融庁による「新NISA」のPRを見ていると、投資というのは長期で資産形成をしていくもという刷り込みが強く、「売り買いで機動的に儲けていく」という投資の本質が薄められているからです。つまり、本格的に株を売り買いするような投資家向きではなく、あくまで投資初心者に「これで老後は安泰」という安心感(幻想と言ってもいいかもしれません)を与えながら投資させていくというのが狙いだからです。
私が考える投資の本質は「投じた資金を元に儲けが出たら分配を受けて資産を増やしていく」というもの。投資の本質は〇〇!みたいな定義を見たことはないので正解はわかりませんが。少なくとも機動的な売り買いで儲けていくことは投資の本質とは言わないと思っています。それは投機でしょう。
投資もギャンブルもひとくくりにするから投資なんかやめろというスタンスになっているだろうなと邪推。為替のリスク云々と言いながら為替の認識が怪しかったり、以前の一般、つみたてNISAの区別も怪しい発言をしていたこともあったし。
かつてから貯金を推奨していたけどインフレの昨今も同じスタンスなんだろうか。実質的にだいぶ目減りしてしまっていると思うんだけどどう説明するんだろう。変節したような記事を見たことがないので探してみるとするか。