エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

資産所得倍増プランの目標はNISA総口座数と買い付け額の倍増だけではなかった。

知らなかったぞ。

ここ最近「資産運用立国」なんて言葉を見聞きする機会が増えています。どんなことなんだっけと調べてみたところ10月4日に開催された「第1回資産運用立国分科会」の資料が検索でヒット。掲載されている資料の内容をパラパラ見ていたところ資産所得倍増プランに関する部分を発見。資産運用立国ってなんぞやを調べるはずだったのに内容が個人的に衝撃だったので興味は完全にコチラに移ってしまった。

※赤枠は私が付けました。
出典:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/bunkakai/sisanunyou_dai1/siryou2.pdf

「資産運用収入そのものの倍増も見据える」という部分、これはまさに資産所得倍増と言える内容。見据える、という言い回しはさておき。

資産所得倍増プランが公表されたとき、この内容を見聞きした記憶が私には全くありません。それよりも目標1にあるNISA総口座数とNISA買い付け額を倍増するってところが強烈で、そんなのは資産所得倍増でもなんでもないというツッコミが入りまくっていたのを覚えています。

そこで改めて当時の資料を見てみると、資産所得倍増プランの具体的な数値目標が出たのは「新しい資本主義実現会議(第13回)」のようです。これ以前は「資産所得倍増プラン」の言葉は出てくるものの数値目標は見当たりません。

で、新しい資本主義実現会議(第13回:2022年11月28日)の資料にはこのように書かれています。

※赤枠は私が付けました。
出典:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai13/shiryou3.pdf

最初からちゃんと書いてあった。

うーん。私が当時ちゃんと調べなかったから把握できていなかったのだろうか。PDFを見たような、見ていないような。記憶があいまい。

どちらにしろ当時から明記されていたことは確かです。資産所得倍増は単なる口座数、買い付け額の倍増ではないということを今ようやく理解できました。

あとはこれをどう実現できるか。

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村