エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

資産所得倍増プランの記者会見の質疑応答が面白いくらい嚙み合っていない。

質問に対する答えを話していないんだけどこれでいいんだろうか。

新しい資本主義云々の話が出てから、ちょくちょく内閣府のサイトを見に行きます。会議の議事や資料、要旨などが掲載されており、報道されていない(しきれない?)情報もあるのでなかなか面白い。

先月末行われた記者会見の議事要旨が掲載されており、どんなものかと見たところ私も以前から感じていたことを記者が質問していました。

それは「所得倍増と言っていたのに資産所得倍増になって今度は口座倍増。目標が小さくなっているように感じるがこれについてどう受け止めているか」という質問。

これは以前からネットで話題になっていました。所得倍増はどこへ行ったんだと。

質疑応答の内容はこちらの下の方に掲載されています。

■後藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年11月28日
https://www.cao.go.jp/minister/2210_s_goto/20221128kaiken.html

この質問に対する回答が回答になっていない。。。

色々書かれているのですが、何度読んでも質問に対しての回答がどの部分なのか私には判断できません。記者会見「要旨」だからこんな内容に圧縮されているのか?とも思いましたが、いくら何でも回答になっていない要旨にまとめるはずもなく、元の回答がおかしいのでしょう。

所得にしろ資産所得にしろ、倍増と言ったのがまずかったのかもしれません。最初から所得拡大と言っておけば今のような批判はそこまで起きなかったのかと。倍増とは2倍のことではないと発言した大臣もいましたし。もはや言葉遊びの域。

個人的には所得倍増にもともと期待はしていなかったので、所得倍増にならずとも報道のとおりにNISAの恒久化と非課税保有期間無期限化がなされればOKと考えています。あとはどこまで投資額の上限を引き上げてくれるか。

年末までに結論を出すとのことなのでもうすぐ。

こんなに楽しみな年末は久しぶりな気がする。

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