日銀が金利変動幅の許容値を広げたこともあるし、変動10年は余剰資金のいい置き場所となるか?
そろそろ個人向け国債の利率が示されている頃と思い証券会社のサイトを確認したところなんと変動10年で0.39%(税引き前)まで上昇。
ふと気づいたのは固定5年の利率が0.14%になっていたこと。固定5年と固定3年は長らく下限値の0.05%に張り付いていたと記憶していたのですがいつの間にか利率が上昇しています。
調べてみると2022年12月発行の第141回債から利率が0.05%より上がってきていたようで。個人向け国債は変動10年しかウォッチする気がなかったのかもしれません。興味がないと数値が目に入っても無意識にスルーしているのでしょう。
インフレ率と比べるとまだまだ低いですが、ノーリスクでここまで利率が高いなら選択肢の一つになります。キャンペーンを利用すれば実質的に利率が上乗せされますし。
一つ懸念としては1年間は資金が動かせないこと。コロナショックの時のような急落相場が来た時に躊躇なく投入しようと思っているのですが、個人向け国債に資金を置いてしまうと柔軟な資金活用ができなくなります。
投資資金の配分として国内債券を20%保有のように決めているのであれば個人向け国債はベター。いつか来る急落相場での資金活用を目的にしているのであれば金利に目をつぶって銀行預金としてホールドするしかないか。。。
この待機資金の保管場所をどうするのかはいくら考えても「これだ!」と納得する答えに行き着かない。銀行預金に置いておく選択はベターなんだろうけど。
ベストは一体何なんだろう。