エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

物価上昇が預金を蝕むと無リスク資産とは何かを考えさせられる。

円安どーん!物価上昇どーん!

株式市場は神経質な動きでありつつも微妙に右肩上がりのような感じ。あくまで今の時点では。

それ以上に動きが激しいのが為替ですね。

つい先ほど1ドル134円台まで円安進行。円安のおかげで外国株式の円建て評価額が急騰しています。

株価が何とかもっているからで、株式相場がまた急落したら円安の恩恵など消え去るわけですが。

資産全体はジワジワとプラスになっていますが、問題はキャッシュで保有している生活防衛資金と待機資金。

総資産の2割をキャッシュ(銀行預金)で保有しています。物価上昇に伴いそれらがジワジワと実質的に目減りしています。

無リスク資産のはずが実質的に目減り。無リスク資産とは何かを考えさせられます。

元本が保証されているのを無リスク資産というのか、実質的な価値を保つよう物価に連動した動きをする資産が無リスク資産というのか。

解釈は人によりますが、なんとなく後者がいわゆる無リスク資産なのかなと思っています。物価連動債券が無リスク資産。もちろん物価が下がればそれに連動して元本を割り込むことを覚悟する必要はあります。

次点は個人向け国債ですかね。完全に連動はしませんが半年ごとに金利が見直されるので追従性はある。こちらは元本保証。

この物価上昇がどこまで続くのか全然わかりません。一時的なものであれば今のまま銀行預金として保有してやり過ごすのも手。ある程度続くようであれば何らかの手を打たないとアレかなー。

実行するかどうかは別として、どう対応すればいいのか方針を決めておこうと思います。

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