エイヤで線を引っ張るのもいいけどデータがあるのだからグラフにしてみるとより分かりやすい。
米国のインフレが止まらず、昨晩は円安が一段と進行しました。米国株も急落するものと思っていたらその真逆で急騰。たまたまなのでしょうけど。
先日、今の相場と過去の相場を比較するとどうなるかという記事を書きました。
この記事で使ったグラフの上にエクセルで作成したグラフを重ね合わせると下落の状況を理解しやすくなります。
過去のデータはあるので、それらもネットから引っ張り出してグラフを描きました。SP500の直近高値が1月4日なので、毎月4日前後のSP500の数値を使い下落率の時系列グラフを描画するとこんな感じに。
背景にあるグラフはJ.P.Morganアセットマネジメントのサイトからの引用です。
出典:https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/investment-ideas/si-t-aa-drawdown-202004/
最後のプロットは昨晩のSP500の終値を使って描画しています。これまでの下落の傾向はなかなかです。リーマンショックと同等。
グラフに描かれている黒破線はプロットしたデータの近似関数(一次)です。グラフ中に示されている数式がその式になります。
この調子で下落して2σ相当の-50%になるにはあと13カ月ほど。それ以降も下落するかもしれませんし、その前に反発することもあるかもしれません。どちらにしろ、今が絶好の積み立て時期だと捉えています。
毎月4日あたりにこのグラフを更新して株式相場の下落の様子をウォッチしていきます。
これはなかなか興味深いグラフです。