こんなに悪かったとは思ってもみなかった。そんな印象がないのですがね。
J.P.Morganアセットマネジメントのサイトに過去の下落相場を比較したグラフがあります。
出典:https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/investment-ideas/si-t-aa-drawdown-202004/
このグラフを描画した際の条件は以下のようです(出典は上記と同じ)。
さて、直近のSP500の動きはどうなっているか確認してみる以下のとおり。
直近高値:4818.62(2022.1.4)
前日終値:3678.43(2022.10.4)
9か月で23.6%の下落。上げ下げありましたが大きな傾向としては右肩下がり。これを上記のグラフにエイヤでプロットするとこんな感じに。オレンジ色が追記したデータになります。9か月で-23.6%。
私の資産は円建て評価で見ているので大した下落じゃないと思っていましたが、ドル建てで過去の下落相場と比較するとこんなにも株式相場が悪いんだってことが分かります。
まだ下落の途中ではありますが、リーマンショックの時よりも若干悪い。さらにこの傾向があと9か月続くとなると、ほぼリーマンショックの底値になります。-50%程度。2σ相当。
リーマンショックの時は投資をしていなかったので実感がなかったですが、1年半ほどかけて下落していったスピードだったことを初めて認識しました。もっと急激に落ちていたものだと思っていました。
こうしてみるとコロナショックの時が如何に異常だったのかが分かります。
この調子で下落が続くのかどうか。
リーマンショックと同等になるあと9か月で底を打つことになるのか。
これからが安く仕込めるいい機会になるかもしれません。
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