株式市場が軟調です。昨晩の米国市場も散々な結果に。
世界の株式市場がずるずる下がっているのに、私の資産は思っていたより下がっていない。いや、間違いなくヌルリヌルリと下がっているのですが、株式市場の下落インパクトほどではないです。
円安の影響ですね。円安の力は絶大ということ？
どれだけ円安の影響があるのか、VTと楽天VTを比較してみました。VTをそのまま買い付けるSBIの投信があるのですが1年分のデータがないので楽天VTで代用。
VTの出典：https://www.bloomberg.co.jp/quote/VT:US
VTの最高値を付けた昨年11/8と直近の価額を比較するとこんな感じ。
◆VT：
2021.11.8：109.23ドル
2022.9.23：80.83ドル
騰落率 -26.0%
◆楽天VT
2021.11.8：16,464円
2022.9.23：16,268円
騰落率 -1.2%
VTは1σ相当の下落になっているのに対して楽天VTだとほぼ変化なし。楽天VTの直近最高値(今月13日)から見ても-6.2%。VTに比べれば下落幅がだいぶ小さい。
為替はどう動いたかyahooファイナンスを覗いてみました。
出典：yahooファイナンス
去年11月に1ドル114円だったのが143円に。25%もの変動。ドル建てで下落した分が円建て評価になると打ち消されているってことを理解できます。
今回は株安と円安だから1年で行って来いになっていますが、以前のように株安円高の同時進行だったら円建て評価で-30～-40%くらい吹き飛んでいたことでしょう。下手したら2σ相当も。
今後も円安基調が続くとも限りません。直近では日本政府がついに為替介入を始めましたし。
円建てでの2σ相当の下落が来ても大丈夫だと思っています。コロナショックは経験したものの2σ相当の下落は未経験なので「多分大丈夫だろう」の推定、いや願望の域を出ませんが。
私のリスク許容度は本物か偽物か。試される日は近いかも。
