エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

働く動機は人それぞれだから一つの人材育成方法だけではミスマッチ。

どうやったら人が育つと思う?聞かれても。今までまともに育てられた経験ないのでよく分からん。

会社の人材育成方法について雑談みたいな感じで上司に話しかけられました。私が優秀だからなんてことはなく、働いてからそれなりの年数かつ複数の会社の経験があるからです。

分かりません。って答えました。

本当に分かりません。私自身が育てられた経験がないのですから。どの会社に行ってもそうでした。

背中を見て覚えろ、技を見て盗め、のようにいつの時代だよと感じさせられるものでしたから。OJTという名の放置プレーです。

当時はそれでも時間無制限で吸収できるまであれこれ取り組むことができたので何とか生き残ることができています。あ、もちろん残業代は全額はもらえていません。

なので冗談で「昭和のやり方しかないんじゃないですか?」って言ったら「やっぱりそうだよなー」って、おい。

管理職がそれに同意しちゃダメでしょう。

それとこの話をしていて思ったのは働く動機が人ぞれぞれですので、会社が進めようとしている人材育成の方針が人によってミスマッチになるということ。

会社が示している人材育成の方針が「組織を引っ張っていく次世代を育てる」的なもの。いわゆる幹部候補生を育てるみたいな感じ。

いやいや、みんなが幹部になりたいと思っているわけじゃないのですが。

技術を突き詰めたい人、偉くなりたい人、生活費稼ぐ目的の人、卒業したからとりあえず働き始めた人などなど、いろんな人がいるわけで。

みんな幹部になりたいと思っている!って前提で人材育成を計画されても効果薄いと思うのですがね。

私はやりたい仕事で技術を突き詰めたいと考えているので出世したいとは考えていません。今よりも職位が上がったらもうやりたいことができなくなります。それじゃあこの会社にいる意味がないわけです。

だから会社から教育受講の案内が届いても一蹴です。「受けないの?」とよく言われますが正直に「私には不要ですから。」と正直に答えています。

最初の頃は(うわぁ…なにこいつ)みたいな目で見られましたがもう今となってはみんな慣れたのでしょう。お咎めありません。慣れたというか、諦められたという方が正しい。

やりたい技術を突き詰められるような教育機会を与えてくれるならば喜んで受けに行きますが、そんな日は来ないでしょう。

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