本家VTと楽天VTを比較するよりも、そもそも為替ヘッジ有無のファンド同士を比較した方が簡単ではないか。
昨日、為替の影響って大きいんだなという記事を書きました。
あの後にふと「為替ヘッジ有無のファンド同士を比較した方が簡単だしグラフもサイト上で重ね合わせられるよな。。。」と思いまして。
早速比較してみました。比較対象のファンドは以下の二つ。
・One-たわらノーロード先進国株式
・One-たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>
この2つのファンドをYahoo!ファイナンスで重ね合わせてみます。直近1年だとこんな感じに。赤がヘッジありのファンド。
ヘッジありだと右肩下がりの傾向。株式市場の傾向がそのまま表れていますね。為替の影響が含まれる青線だと若干右肩上がりの傾向に。これが円安の効果か。
期間を5年間に延ばすとこんな感じに。
2017年9月以降、それなりに為替が動いていたような印象がありますが影響は大きくなかったってことですね。5年に引き伸ばしてみても直近1年の価額変動が大きいことを確認できます。
ヘッジありのファンドが設定された2016年10月頭から比較するとこんな感じに。
最初から為替の影響が出ています。この時期は米国大統領選で一気に株高円安が進行しました。その時の為替の影響でしょう。この時期に1ドル100円を切ったことを知って悶えたことを覚えています。
為替がじわじわ動く分には影響は小さいようですが、短期間に大きく動くとその影響の大きさが無視できないってことを痛感します。
今後も円安傾向が今後もずっと続くとは限りません。
教科書どおりに考えれば諸外国との金利差が縮小する方向に動けば逆に円高に振れていくこともあり得ます。それも急速でなければ5年のグラフを見てわかるように影響は小さいんじゃないかなと思っています(願望)。
為替の動きを気にして動こうとしても私は先を読むのがへたくそなので今までどおりの投資行動を維持していきます。
もちろん市場の動きのウォッチは継続です。何が起きて株式、為替市場がどう動くのかを学ぶいい機会ですから。