日本は生産性が低いって言葉をよく耳にします。
勤務先は人員が足りないために色んな問題が起きています。今までは見えないところで燻っていたものが最近になって順に露出してきた感じです。その都度、対策と称して新たな活動が生まれます。
このスパイラルに陥って、人はいないけどやることは増えていく一方です。
最近ふと思い出したのは、海外では何か新たなことを始める際に人を募集すると見聞きしたこと。担当した業務が終われば退職。
日本では労働市場の流動性が乏しいのでそんなことをまるっと真似はできないでしょうけど、それができたらどれだけ業務が進むのだろうかと思います。
簡単に人を切れないから人を採用しない。
だから現有人員で乗り切ろうとする。
乗り切るために作業効率の向上を図るだけ。
作業効率の向上は生産性upにつながりますが限度がある。人の流動性(採用、解雇)による生産性と比べたらなんとも乏しい気が。
手作業でやっていたことを完全自動化すれば相当な生産性upになりますが、そういった類のものが見当たらない。ある程度の自動化が進んだ今の状況では作業効率upを図ったところで。。。
そりゃあ生産性が低くなるわけです。
雇用の環境が違うので「海外ではー、生産性がー、」と言われても土俵がそもそも違うのだから比較の意味がないのかもしれません。
上層部の考えが変わるまではダマシダマシ業務をしていくしかない。