生かさず**さず。酷い世の中だ。
数年前、安売りしていたDVDをまとめ買いして土日に一気見していた時期がありました。
その中の1本に「TIME」という映画があります。
2時間の映画の要点をまとめるとこんな感じ。
・時間がお金として扱われる。
・時間は体内にストック?されている。
・支払いをすると自分の持ち時間が減る。
・持ち時間がゼロになると死亡。
・物価と税金がジワジワ上がる。
・それは少数の富裕層が時間を独り占めするため。
・人を減らすために物価と税金が上がっていく。
改めて見てみると思わずツッコミたくなる部分があるのはご愛敬。映画ですから。
今の世の中はここ最近、物価がじわじわと右肩上がりです。税金も同様。でも給与はそうそう上がらず物価高を打ち消すような状況にはなっていません。
悠々自適な生活を送ることができている人がいる一方でシモジモは一日を生きることに精一杯。
今のこの世の中の状況って映画と同じ状況ではないか、と感じます。特に物の価格が上がっていく様はぴったり。
まるで予言(言い過ぎ)。
今の物価高がどこまで進むのか。
物心ついた頃からモノの値段がほとんど変わっていない世の中で生きてきたので、インフレってどんな状態になるのかとても興味があります。怖いもの見たさ、という意味で。
企業物価指数と消費者物価指数に大きな乖離があることから、今は企業努力で吸収しているようですが、それがどこまで続いて、いつの段階で価格に転嫁されてくるか。
こういった経済の大きな変化が起きる時期に立ち会えるのは私にとっては幸運。
歴史の本に書かれている「***が起きて***だった」といったことをリアルタイムで感じ取ることができますので。特に投資をしているとなおさら。
映画みたいに時間切れ(資金切れ)で倒れないよう資金管理には注意して市場を注視していきます。