ここ最近の恒大集団の騒動。
集中投資の怖さを感じ取ることができます。
最近の株式市場に大きな影響を与えているのが恒大集団の経営危機騒動。
現地で投資している人のインタビューでは「必ず保証すると言った」と話している人も。投資に保証はないのですがね。投資は自己責任であることが大前提ですが、その大前提がないがしろにされているように感じられてなりません。
「必ず保証する」なんて投資があるのだとしたら、みんな借金してでも投資して誰も働かなくなるんじゃないのかなぁ、なんて思います。
GPIFも。
2021年3月末時点で、株式、社債併せて96億円也。額だけ見ると大きいですが、GPIFの資産規模が2020年度末に186兆円なので全体に占める割合はわずか0.05％(少ない！)。影響は微々たるものでしょう。この事例を見ても、やはり分散投資が大切であることを再認識できます。
直近の債務不履行は回避できましたが、今後も支払い期日を順に迎えていくようですのでしばらくは株式相場の急激な動きは続くのかもしれません。が、いつもどおりの投資行動(月1回の投資)をとるだけです。
リーマンショックの再来となれば嬉しくはないですが、ピンチをチャンスと捉えてファンド乗り換えや追加投資を進めていきます(そういう意味ではちょっぴり嬉しくもある)。
