ここ数日、みずほFGのシステム障害で取引ができない、といったことが話題になっています。
真因が明確になっていませんが色んな方が指摘している
●システムが複雑すぎる。
●全貌を把握できる人が社内にいない。
ということは要因に含まれるんだろうなぁとは推察できます。
社内に専門知識を持つ人がいないというのは致命的だと私は思っています。みずほFGに限らずどの会社でも。当然私のいる会社でも。
システム構築、技術構築の際に外注に依存する。ここまではいいと思うのですが、その内容を把握し、評価できる知識を持つ人が社内にいないと状況が一変します。
メンテナンス業務をするために外注の方が常駐したりするケースもあるのですが、景気が悪くなると経費削減のためのそういった知識豊富な外注の皆さんが一気に切られます。
私のいる会社でこれがまさに起きています。
みんな、表面上だけ分かっている(分かったつもりになっている)けど、詳細を知らない。何かちょっと変更を加えようとすることすら右往左往。
幸いまだ大きな問題になっていないだけで、そのうち何か大きな問題が噴出するような気がして仕方ないです。
株式会社は利益を追求する集まりであることは理解していますが、効率化を追求しすぎる(=間違った方向に効率化していく)のも考えものだなぁと日々感じています。