投資ブロガー エルさんの本を読みました。
エルさんは「【L】米国株投資実践日記」を運営されているブロガーさんです。前身のブログが「レバレッジ投資実践日記」であることが本書に書かれており、この前身ブログは私が投資を始めたころによく読んでいたこともあり勝手に親近感を持ってしまいました。エルさんも早期リタイアされた方のため、どんな考えなのか知りたく購入です(積読のうちの一冊)。
読了して感じたことなどなどは以下のとおりです。
■レバレッジ投資
住宅ローンを借りて、ローン金利を上回るリターンを投資で稼ぎ出す考え方。こういう考え方もあるのかと。住宅ローンを借り入れていたら投資はさほどできなくなると勝手に思い込んでいました。昨今の低金利を味方にしたローンの活用方法(考え方)ですね。非常に参考になります。
■売上高成長率
例としてテスラが挙げられています。今後は他のメーカーもEVを出し始めていくので今の成長率を継続していけるかが肝ですね。今後も高い売上高成長率を継続できたら本当にすごい企業なんだなと思います。先行者利益をどこまで握り続けていけるのかモニターしていくのが楽しみです。
■日米の経営者の違い(プロか否か)
私のいる会社の経営者もたたき上げのサラリーマン社長です。**年入社で**に所属し~という紹介をよく見ます。いわゆる経営のプロ、というわけではなさそう(失礼)。本書で指摘されている点がまるまる当てはまっています。でも結構な報酬を得ているんだよなぁ(下っ端の嫉妬)。
■AI時代の投資
瞬時にあらゆる情報を取り込み判断してしまうので生身の人間は太刀打ちできません。だからこそ私はインデックス投資を今後も進めていきます。本書は個別株を推奨していますが、私には向いていないです(興味はあるけれども!)。
■景気の影響を受けにくいセクターへの投資
具体的な商品が紹介されています。こういうの見るとついつい買いたくなってしまいます。浮気心を抑え込んで大本命のVTを粛々と積み上げていきたいが。。。
■人はいつか必ず死ぬ
悲しいけどそのとおりですね。そこに至る前に少しづつ衰えて身体の不調が出始めてきます。私の両親がそのフェーズです。最近調子が悪いなぁ、ということをよく言っています。定年後あたりからです。年を取ったから当然なのですが、両親が老いていくのを初めて感じました。昔の元気な状態がずっと続くものだと思っていたのかもしれません。
その他、個別株投資の際の考え方も多く書かれています。私自身は個別株投資は当面する予定はないですが、仮に個別株投資することになれば再度読み返して勉強しようと考えています。
FIRE本はあと3冊ほど積読状態です(その他にもまだまだある。。。)。読み終わったらまた備忘録として書評を残していきます。