エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

高校の家庭科で投資を学ぶ(うらやましい)

2022年から高校の家庭科で投資信託について教えるようですね。
今からでもぜひ受けてみたい。

このニュースを耳にしたとき、まず単純にうらやましいと思いました。ただ、今の知識があるからうらやましいと思っているだけで、実際に高校生の時に投資の授業があったら今と同じように「うれしい」と感じるかは非常に怪しいのかもしれませんが。さて、うらやましいと思うと同時に以下のようなことを思いました。

■誰が教えるの?
当然先生が教えるんでしょうけど、その先生自身は投資をしているんだろうか投資の経験がない人だったら、本で得られる情報の範囲内だけでしか教えられないですよね。だからと言って先生に実践してもらう(その資金はどこから?)っても変な話ですし。

■知識だけ教えるのかな?
投資信託に関する単なる知識だけを教えるんだろうか単なる知識は教えられたとしても、実践して初めて分かることがあるので、実際に体験したうえでじゃないと説得力のある説明ができないような気もします。

■保護者の印象はどうだろうか
日本は投資人口が少ないと言われているので、保護者の中には当然投資なんてやったことがない、さらに言えばよく思っていない人もいるんだろうなと想定されます。そのうち保護者からクレームつけられたってニュースも出てくるんじゃないだろうか。

■曲解して投機に走る生徒が出ないか?
投資信託による資産形成は長期投資が大前提なので、そんな長期は我慢できない!そんなことより一攫千金だ!ってなる人が出てくるような気も。若い(というかむしろ幼い?)とあまり深く考えずに行動に移すこともありますし(少なくとも私はそうだった。反省)。

投資信託だけなの?
投資商品を絞ったのはなぜだろう。時間数の関係なのかな。


いろいろ懸念はあると思いますが、資産形成への第一歩として早期に(10代で!)投資について学べるのはよいことですね。投資を始めるのが早いほど、長期投資による複利の力を最大限に引き出すことができますし。うらやましい。

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