エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

物価上昇率を直視せず普通預金の金利20倍に歓喜されてもだな。

増えているのは間違いないけど元が低すぎるから20倍になったところでねぇ。。。

私の両親は投資をしません。昔、周りに株式投資をしていた人がいて痛い目にあったのを見ていたようで。親戚にも株式投資を失敗した人がいたし猶更かもしれん。

そんな両親と電話で話していたら「普通預金金利が20倍になったからこれでようやく貯まるようになる」って言ってました。確かに20倍になったけど。0.1%が2%になったなら分かるけど0.001%が0.02%だから利息の額としてはスズメの涙。

税金(20.315%)を考えなくても、100万円を1年預けて得られる利息はこんな感じ。

・0.001%:10円
・0.02%:200円

間違いなく増えているけどその額はほんのわずか。20倍増えて0.02%なんだから昨今の前年比2~3%の物価上昇率に全く太刀打ちできていないよ。

そうであっても銀行預金が間違いないっていう感覚を持ち続けている様子。バブルの時期に数年預けたら倍になった経験がその判断を支えていると思われる。あの時期に社会人だった年代特有の判断かもしれない。

リスク許容度は人ぞれぞれなので「それは違うよ」と否定することはしませんし、投資を促すこともしません。詐欺に引っかかるような状況にならない限りは親であってもお金に関しては干渉しません。干渉したところで聞く耳を持たないことは分かっているし、何なら怒り出す可能性もある。聞かれたら話すくらいがちょうどいい。

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