エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

最近「FIRE」って見聞きする機会が減った気がする。

投資、リタイア界隈を除いて。

1,2年くらい前には色んな媒体でFIREに関する情報が取り扱われていたと記憶しています。テレビでも放映されていたとか。

ネットを見ていてもここ最近はFIREに関する記事を目にすることがメッキリ少なくなったように感じます。投資の記事の中でちょこっとFIREについて触れているものは目にしますがFIREを前面に押し出した記事が見当たらない。私の目に止まっていないだけでしょうか。

FIREですら流行り廃りのものなのかと感じたものの、そもそも世間で話題になっているからと言って「じゃあ自分もやってみよう!」と思えるほど簡単ではないことが要因かなと思ったり。

FIRE達成の基準とされている4%ルールって相当ハードルが高いです年間出費の25倍を貯めること自体も大変だし、何よりそれをキャッシュではなく4%のリターンを期待できる投資として保有していないとならない。

これ、ハードルが相当高い。

私が会社を辞めたいと強く感じたのは新卒後3年目。あの頃に「年間支出の25倍の資産を作ればリタイアできるよ」と言われても、何それそんなの無理でしょうってなっていたはずです。収入が少なかった上に節約や投資に関する知識が乏しかったから余計に。そもそもFXを投資と思い手を出してちょっと火傷するくらいだったし。

そんな夢の中での話のようなものが長く流行るはずもないのかなと。

その一方でちょくちょく目にしたのはFIRE「卒業」。いったんFIREを実現してから再度働き始める状態を指す言葉。これに対する声は様々ですが一度自分で決めた目標を達成した後のことなのでネガティブな印象を私は持っていません。そういうこともあるんだな、と思うくらい。

人生100時代とか年金支給が先送りされるとか、動けるうちは働き続ける流れになっていると感じるのでFIREって言葉は都市伝説になっていそう。

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