だいぶ高い利率になってきた。
個人向け国債の適用利率が発表されたかな？と証券会社のサイトを覗いてみたら発表されていました。個人向け国債変動10年 第164回債の適用利率は0.60%。ここのところ毎月適用利率が伸びてきています。
私もかつて変動10年を保有していましたが、保有期間中の最高の適用利率は確か0.4%あたり。保有期間の大半が0.05%の下限に張り付いていたっけ。
今回の適用利率0.60%を超えた利率だったのは2012年4月発行の第38回債のようです。もう10年以上前。黒田バズーカーが発動する前ということか。
ここ最近ではメガバンクの定期預金金利を100倍に引き上げるというニュースが目に留まります。ただし現在の金利が0.002%なのでそれを100倍にしても0.2%。しかも期間が長期のものが対象の様子。銀行によっては10年物の定期預金の金利を0.2%にするとのこと。
定期預金の金利って固定金利だからこの先10年も0.2％の固定金利で資金を拘束されるのはちょっと。。。それなら個人向け国債変動10年の方が気持ち的にハードルが低い。もちろん、両者ともに中途解約はできますが。
これまでは様々なキャンペーン適用後のネットバンクの普通預金（定期預金ではない）の金利がそれなりに高かったのでそれでいいかと思っていましたが、ここまで変動10年の利率が上がってくると資金置き場として魅力的に映ります。
買い付けたり、売却したりと市場に踊らされているような感がありますが。
まあ、にんげんだもの。
