エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

slimオルカンの信託報酬下げが正式公表されている。

これを朗報と言わずなんと言う。

少し前に出てきたトレーサーズシリーズや初めてのNISAシリーズの全世界株式インデックスは信託報酬がslimオルカンの半値だったこともあり、slimオルカンの動向に注目していました。業界最低水準の運用コストを目指すとしているslimシリーズならそのうち何らかの動きは出てくるだろうなと。

数日前に日経でslimオルカンが信託報酬を下げる方針だというニュースが流れていた件、正式に三菱UFJ国際投信から公表されました。基準価額どうなっているかな?とサイトを見に行ったら信託報酬引き下げ実施のポップアップが出ていました。

出典:https://emaxis.jp/lp/slim/pr1/index.html#sec09

このポップアップをクリックすると信託報酬率引き下げ実施に関する情報がPDFで出てきます。以下がその一部の抜粋。なんということでしょう、全世界株式の3ファンド以外に新興国株式も信託報酬の引き下げ対象に。てっきりslim全世界株式(オールカントリー)の1つだけだと思っていたのですが。

これでトレーサーズ、初めてのNISAシリーズの信託報酬と並びました。「業界最低水準の運用コストを目指す」とするslimの理念は伊達じゃない。

このPDFのP.2以降に信託報酬の割り付けが示されています。どうやって半分まで抑制したのが気になっていたのですが、委託会社、販売会社、受託会社の3社全部の信託報酬が下げられている。

...え?マジで?

それの実現が難しいから毎回のように新しいファンドが乱発されているものと認識していたのですが。これができるのであればslimではない方のeMAXISシリーズの信託報酬も下げられるのでは?と思ってしまいます。slimシリーズ以前のファンドは今となってはもう保有していないので仮に実現しても私には何も影響がないのですが。

それにしてもいいタイミングで信託報酬引き下げを決断してくれました。来年1月から始まる新NISAの積み立てをslimオルカンでいいのかな?と少し迷っていたこともあり。ここまで信託報酬が下がってくるともはやETFを持つ理由がどんどんなくなっていく印象があります。

これで新NISAの積み立てはこれまでどおりslimオルカン一択。保有ファンドの数が増えずよかったー。

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