毎年、源泉徴収票を入手した時点で手計算するのですが1年経つと忘れてしまう。
毎年計算することなので所得税額の計算方法をメモ書き。大枠としては以下。
支払い金額(額面年収)から各種控除を引いた額に税率を乗じて所得税が決まる。支払い金額は額面年収の金額。ただし非課税扱いになる手当はここからは除外。
具体的な計算の流れを私の場合に当てはめると以下のとおり。
[1].支払い金額
源泉徴収票に示されている額でいわゆる額面年収。これをまず把握。
[2].給与所得控除額を計算
[1]支払い金額によって適用される計算式が異なる。自身の[1]の額に合わせて算出。
[3].所得控除額を計算
複数の控除があり、どれが適用されるかは人による。私の場合は社会保険料控除(払った分だけ)、生命保険料控除(払った分だけ)、基礎控除(年収で変化。多くは48万円?)の3つ。
[4].課税金額の計算
[1]支払金額から[2]給与所得控除額と[3]所得控除額を差し引いた金額が課税対象となる金額になる。千円未満は切り捨てる。
[5].源泉徴収税額(復興特別所得税抜き)
[4]の金額によって税率と、税率を乗じたのちにさらに差し引く控除額が決まっている。計算式に従って源泉徴収額を計算。
[6].源泉徴収税額(復興特別所得税込み)
[5]で計算した税額に復興特別所得税2.1%を上乗せ。百円未満は切り捨て。この額が源泉徴収票に示されている税額になる。
この流れで計算していくと、当然ですが源泉徴収票に示された税額にピッタリ合います。
どのように税金が差し引かれているのか分かると、節税するには[4]課税所得を抑えればよいことが分かります。そのためには[3]の控除額を増やす。
上記は源泉徴収票に示された項目ですが、実際にはiDeCoへの掛け金拠出と寄付金の拠出もしているので、[3]所得控除額をもう少し上積みできます。そのための確定申告を近日中に行う予定です。
計算方法の全体像がつかめれば、iDeCoや寄付金による節税の具体的な額を計算できます。確定申告しても節税額はごくわずかですけど。何せ、iDeCoの拠出は11,12月の2回だけですので。来年は丸一年拠出することになるのでもうちょい多くなります。
さて、確定申告の準備をするか。。。