エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

これまで積立NISAで積み立てた分は新制度の生涯上限額にカウントされないって認識でOK?

公表された文書を読む限りそう理解できるんだけど、この理解は正しいのだろうか。

本日、政府与党が令和5年度与党税制改正大綱をまとめたとのこと。NISAの改正についても触れられています。

NISAの改正についてはこれまで報道各社がバラバラな内容を流していて混乱していました。中には現行の積立NISAの非課税期間を正しく説明していない会社がありましたし。20年の非課税期間だから、20歳で投資開始したら40歳で非課税期間が終わるので長期投資にならないって流していましたっけ。正しくないだろ、それ。

やはり一次の情報に触れた方が良いだろうということで、以下のサイトから公表内容を確認しました。PDFにまとめられています。137枚もの長編ですが。

コチラ:https://www.jimin.jp/news/information/204848.html

ここに示されているPDFの内容で気になったのは以下。上記リンク先にあるPDF(P.4)からの引用です。

なお、現行の一般NISA及びつみたてNISAについては、令和5年度末で買い付けを終了することとするが、課税口座内にある商品については、新しい制度における非課税限度額の外枠で、現行の扱いを継続する。

「新しい制度における非課税限度額の外枠で、現行の扱いを継続と書かれています。これは別カウントと受け取ることができますが、本当でしょうか?

令和5年末まで現行制度が続くとなると積立NISAは丸6年分投資ができるということです。年間上限40万円をフルに使っていたら元本は240万円に。これが新しい制度の上限1,800万円と別カウントになるということは早々に積み上げれば非課税枠はトータルで2,040万円に。もちろん現行制度で積み上げた部分は20年間しか非課税期間が続きませんが。

この捉え方が正しければ、私個人としては十分な額を非課税で運用できることになります。年齢的に。iDeCoもありますし、課税はされますが特定口座ではそれなりの額を積み上げてきていますし今のところ言うことなし。

懸念があるとしたら、何年か経ってから投資の運用益に対する課税(特定口座の)が上がってくる可能性があること。増税大国の日本ではその可能性を払拭できそうにありません。

とはいえ、そんなことを妄想して今から気をもんでいても仕方ないので、改正されたNISAの制度を活用して粛々と資金を積み上げていくだけです。

これを機にクレカ積み立ての上限枠も上げてもらえると嬉しんだけどな。

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