詳細がまだ見えてこないけど悪い話ではないように思える。
口座数と投資額の拡大を後押しするために制度をわかりやすい仕組みに変える改正方針を固めたんだとか。
以下、記事の一部抜粋。
新しい制度は、つみたて型の投資枠の一部に、一般型の機能を引き継いだ「成長投資枠(仮称)」を設ける。同じ口座で併用でき、投資上限額を超えなければ、どちらの運用益も非課税となる。
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221209-OYT1T50280/
成長投資枠(仮称)ってのが気になります。分かりやすい仕組みにするならこんな感じにすればいいと思うのですが。
・年間積立額の上限は**万円(現行から拡大)
・非課税期間は無期限
・対象は個別株、投資信託、ETF
非常にシンプル。
それなのにあえて成長投資枠(仮称)なんてものをつけてくるってことは、投資先に何らかの制限をかけてくるんじゃないかと邪推。新しい資本主義実現の中に「スタートアップ育成5か年計画」というものがあるので、それらに該当する企業に対象を限定するのではないかと。
せっかく新しく制度を作るんだったら変な制約をなくしてしまえばいいと思うんですけどなぜそうしないのか不思議です。一般NISAの制度を無理やりにでも残そうとしているとしか思えない。過去の失敗(?)を改めることを拒否しているというか。
もうひとつ気になるのは生涯投資上限額の存在。上記の引用元にもその絵が載っています。これがなぜ必要になるのか。どの額に設定されるのかわかりませんが、若年で投資を始めて長く投資をする人にとっては不要な制限に思えます。
人生100年などと言って生涯現役を強いようとしているのに、投資は制限をかけるって意味不明です。富裕層優遇といった批判を避けるための言い訳?
少なくとも現行制度よりは私自身にとって有利な方向に改正がされるので歓迎ではありますが。
もうちょっと頑張ってほしい。