なにそれ。そんなこと思ったことない。むしろ経団連がそんなことを思っていたってことのほうが驚きだ。
経団連が「中途採用」の呼称を「経験者採用」にするよう会員企業に呼び掛ける方針を固めたのだとか。
その理由として経団連のサイトには記載がないですが、報道によると呼称変更の理由としてこんなことが書いてあります。
・「中途」が与える消極的な印象を払拭。
・円滑な労働移動を促し経済を活性化。
これが理由?
報道されていないことがあるかもしれませんが、仮にこれが理由なのだとしたら考えた人の感覚を疑ってしまいます。名称変えただけで円滑な労働移動が本当に起きると思っているんでしょうか?ぜひともそのロジックをお聞きしたい。
それと中途という言葉に消極的な印象があるって、どういう意味なのか分かりません。消極的って何でしょうか。むしろこれまでの環境から新天地に向かっているですから積極的だと思うんですけどね。仮に転職する理由に今の環境からの逃げたいという要素が含まれていたとしても。
中途から経験者への呼称変更にも、こんな呼称の採用も求めているんだとか。
・退職した元社員を採用。
→カムバック採用、アルムナイ採用
・社員から知人や友人を紹介してもらう。
→リファラル採用。
これらが日常で使われる日が来ることを想像できません。
「**部署の++さんは先月アルムナイ採用で~~」
うーん、なんとも言えない違和感が。
頭のいいひとたちが考えることは凡人の私には理解できないようです。