うーわ、なにそれ。
不備が何もなかったということでしょう。iDeCo加入審査を開始しますよという旨のメールが届きました。あとは審査完了の通知を待つのみだと思っていたら「退職金課税見直し」の検討が行われているというニュースが飛び込んできました。
なんというタイミングでしょう。
10月18日の政府の税制調査会でその議論が行われたとのこと。どんな議論だったのか、当日の資料を探してみました。資料と動画が掲載されています。動画は11月1日まで視聴可能。
こちら:https://www.cao.go.jp/zei-cho/chukei/index.html
動画を視聴すると報道されているように「退職控除枠は勤続年数で差を設けず一律に」という意見が出ています。これは一人の委員の意見であって、今回の委員会の総意ではないと私は捉えています。第20回の議論でどう扱われるのか注目していきたい。
動画をざっと視聴した感覚としては退職控除の部分がだいぶ変えられてしまうのではと感じています。DCを一時金で受け取る際の税制も退職控除と同じ計算になっていますが、その部分について意見している委員もいました。
税金については軽減される方向になるとは非常に考えにくいので、今すぐとは言わずともそのうち見直されるかもしれません。嫌な予感しかしない。これからiDeCoで運用始めるぞ!という最悪のタイミングでの議論開始。どんな結果になるんだろうか。
今回、政府がどんな議論をしているのかの動画を初めて視聴したのですが、この会議の進め方に衝撃を受けました。
冒頭に資料を読み、各委員から意見が出て、最終的にどういう方向に持っていくのかの結論、まとめ、合意がどこにもないまま会議終了。
結論ありきの会議じゃないかと思える。
私は民間企業勤務経験しかないですが、こういう会議をしたら上司に「何を決めて次に誰が何をするの!?」と怒られます。経験が浅い頃はよく怒られました。
これまでもこういう進め方で非常に重要な項目を決めてきているのでしょうか。信じがたい。。。