slimオルカンの目論見書を見て国内株式の比率が随分と下がってきたなという印象。
私が株式投資を始めた10年ほど前から世界の株式市場の比率に合わせて投資配分を決める方法が挙げられていました。そこで紹介されていた比率はこんな感じ。
・国内株式:1割
・日本を除く先進国株式:8割
・新興国株式:1割
ほえーそうなんだ覚えやすいな、と感じたことを覚えています。1:8:1って非常にわかりやすい。
で、私が買い付けているslimオルカンの目論見書を見たら国内株式の比率は5.4%。MSCI ACWIだからなのかと思い、小型株も含めたFTSE GACIを見てみるとこちらは国内株式の比率が6.3%。若干増えるもののおおよそ6%程度であることは変わらない。
ちょっと前は1割と言われていたのにこんなにも変動するんだなと。そう考えるとやはり個別に国内、先進国(日本除く)、新興国を買い付けるよりはオルカンを買い付ける方が都合がよい。自分でリバランスしなくて済む。ファンド側がリバランスしてくれているので。
それにしても米国株式が占める6割もの比率はすごい。日本のほぼ10倍。バブル期にはこの国内株式が占める比率が最大だったということが信じられない。その高値を30年経過してもなお更新できないのであれば国内で投資をしようとする人が少ないのも当然かもしれない。リーマンショックの時のように、バブル崩壊から数年で回復するような状況だったら、もしかしたら投資人口が今よりも多いんじゃないかなとも思えます。
ここ数か月は国内株式の調子が非常に良い。バブル期の高値を更新できるだろうか。非常に興味があります。