エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

FIREではなく私にはFIで十分なのかもしれない。

以前は何があってもFIRE民になると強く思っていたのに最近その熱が冷めてきている。

いつからこんな気持ちに変わったのかと考えてみると、資産額が一定額を超えた頃から徐々に熱量が失われてきたように思います。明確に感じ始めたのは今年10月頃。

なんだかよく分からないことをやらされている仕事を続ける環境から抜け出すために何年も前から資産作りをしてきたわけですが、資産額がある一定額に到達することで「仕事を辞めたい!」という強い気持ちよりも「いつでも辞められる」という余裕が出てきた感じ。

もちろん最近の株価の変動から日々大きく上下しているので、その「一定額」を下回ってしまう時もありますが、そのうち回復することを期待しているので短期的な資産変動もそこまで気にならなくなりました。

なので、本当に目指したかったことはFIREではなくFIだったのでしょう。いつでも辞められる状況を作りたかったのだと。

FIRE到達後の想定生活費を元に計算すると4%ルールを満足する資産作りは完了済みです。ですので、現時点でFIに到達できていることになります。そうであれば残りのサラリーマン人生を消化試合と捉えて緩く仕事をして好きな時に辞める(これはFIRE)のも選択肢の一つ。

昔は絶対に到達できないと思っていたところに到達すると、想像していた景色とは違った景色が目に入ってくる、そんな感じです。

あれだけ嫌だと日々感じていた仕事が些末な問題に見えてくる。それもこれもFIであるから。資産の後ろ盾があるから。後ろ盾といっても他人ではなく自身で作り上げたものですが。

今後の仕事に取り組む姿勢、働く場所など、どう選択するかをこれを機に考えてみよう。

来週から長期連休に入るし、その期間にでも。何らかの結論が出てもその後の翻意もありえるでしょうけど。

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