総資産に占めるリスク資産の比率が11月分の投資完了時点で81.9%となり過去最高。
リスク許容度を改めて考えてみました。
リスク許容度は名前のとおりどこまでの下落(リスク)に耐えられるか。具体的な下落幅の資産方法は以下の記事に書きました。私なりの試算方法です。
私は、事細かに計算するのではなくザックリ計算でどれだけ下落するのかを確認しています。標準偏差はGPIFのポートフォリオの値を参考として流用。ザックリですのでそんな感じでちょうどいい。
改めて、11月分の投資完了時点の資産配分でのリスクを再計算です。
●保有資産の標準偏差を把握
・預金:0%(無リスク資産)
・外国株式:24.85%
・外国債券:11.87%
※ここがGPIFの数値を流用。
●保有資産の比率で全体の標準偏差を算出
・預金:18.1%
・外国株式:73.1%
・外国債券:8.8%
→1σ=19.21%
●2σ、3σを計算
・2σ=38.42%
・3σ=57.63%
-2σが起きた時の総資産額を計算してみると、まあ、こんなもんだろう、という結果。
-3σは避けたいところですが、うーん、どうでしょう、平気な気がします。待機資金も含めるとキャッシュがそれなりにあるのですぐ生活に困窮することもないし、大丈夫だ!の結論です(本当か?)。
今回の試算をしていて気になったのは、リスク許容度ではなく待機資金の規模。
私は生活防衛資金と待機資金を合わせ、ある一定額を維持しています。
その状態で、毎月の給与手取りから生活費を差し引いたの残金を全て株式にどんどん投入していくと、相場急転には耐えられるものの(-3σでも平気)、ここぞ!の場面で使おうとしている追加投資のための待機資金が株式資産の大きさに対してかなり少額。
当初は良しと考えていた方針なのですが、株式資産が増えてきている現状にそぐわなくなってきています。
生活防衛資金は今までどおり金額で確保したうえで、待機資金(キャッシュ)は比率で確保しておいた方がよさそう?
資金の配分についてもうちょっと考えていきます。うーん、難しい。