資産運用の基本は「長期、積み立て、分散」だと認識しています。
大儲けはできませんが平均的な利回りを享受。
コロナショックからの株価の回復で目を見張ったのは米国でした。少し前に過去最高値更新が続いていた記憶があります。リーマンショック後の回復から米国株の指数が右肩あがりの基調にもあることから、なんとなく米国株に万能感が漂っているかのように感じます。
が、この1年間(2020.6~)は少しだけ景色が変わっていました。
私は保有している投資信託の基準価額を毎月の初営業日に記録しています。slimオールカントリーを積み立てているので、その際にほかの保有銘柄もチェックしています(企業型DCのファンドは除く)。この1年間の記録は下図のとおりです。slimオールカントリーは今年1月から買い付けたので1年分の記録は揃っていません。
この1年で最も大きくプラスになっているのはslim新興国株式でした(図中の水色)。NASDAQ100は先進国株式に近づいており、S&P500は先進国株式を若干アンダーパフォーム。TOPIXは・・・・もうちょい頑張ってほしい!
どのファンドが最も大きく値上がりするのかは着目する時期によって変わります。どれが上がるのかを予測できればいいのですが、当然そんなことはできず(出来たら大儲け)。万能感漂う米国株の指数が常にトップというわけでもなく。なので、やはり地域分散が大事なんだなと私は感じています。
分散投資の考えは人によって変わりますね。よりリスクをとって大きいリターンを得ようとするならば集中投資を選ぶことになると思います。正解はなく、各個人の考え方に合わせて投資方法を選べばいいだけです。
私は自分に投資で周囲を出し抜くような能力がないことを自覚しているので、VTとslimオールカントリーで全世界の平均的な成長から利益をゲットする方法を採っています。VT, slimオールカントリーといってもその6割程度は米国が占めているんですけどまぁそこは仕方ない。