エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

iDeCo加入に二の足踏む理由は特別法人税(現在凍結中)

数年前の法改正でiDeCoに加入できるように。
それまでは企業型DCとの併用が不可でした。

以前の記事で書いたとおり私は勤務先の企業型DCに不満があります。しょぼい積立金&マッチング拠出の制度なしがその理由です。

ならばiDeCoで積み立てればいいかなと考えたこともあるのですが、その時にどうしても引っかかるのが特別法人税の存在です。特別法人税積立金の全額に対して一律1.173%課税されるものです。利益に対してではなく積立金に対して課税されます。

長期の年平均で期待される(確定ではない)株式の利回りが5%程度であるのに対し、確実に1.173%を課税されるのは極めて負担が大きい。毎年10%程度の利益を確実に確保できるのなら1.173%の課税でも我慢できますが。

現在は凍結されている特別法人税ですが、税金はとれるところから搾り取ろうとする今の日本の状況を見ると、いつか凍結解除するんじゃないのかと邪推しており。特別法人税が凍結ではなく廃止されたら喜んでiDeCoに加入します。ただ、FIREを狙っているのでiDeCoに加入しても積立金が限られてしまい恩恵をあまり受けられないような気もしますが。。。

企業型DCも同じ状況ではありますが、こちらは強制加入のため自身の意思でやらない選択はできませんので受け入れるしかない。だからこそDCと併用しているDBに積みあがった資金をDCに移管したく孤軍奮闘しているわけです。特別法人税が廃止されることを願うのみです。

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