エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

生命保険料控除狙いで新たな保険に加入するメリットはなかった。

これまで意識していなかった生命保険料控除を深堀り。

確定申告の時期なので否応なく税金の計算方法などを意識させられます。所得税の計算をする際に各種保険料の控除がありますが、今まで特に意識していなかった生命保険料控除について確認してみました。

私は勤務先の団体保険と民間のがん保険の2つに加入しています。不勉強のために過去には高額な生命保険に加入していましたが規模を縮小して現在は総額で毎月3,800円程度

毎年の年末調整で申請はしていたものの少額だったので生命保険料控除についてはノーマーク。なので生命保険料控除をうまく使えば節税できるのではないかと改めて考えてみたわけです。

しばらく前にそういう目的で明治安田生命の「じぶんの積立」を契約するという記事を目にしたことがあったので、デメリットがない(と見て取れる)「じぶんの積立」に加入して生命保険料控除の枠を目いっぱい使ったらどうなるか、を検討。

まずは生命保険料控除がどう決まっているのか調べる。国税庁のサイトに詳細載ってます。

生命保険料控除の限度額計算

出典:https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/05/74.htm

私が加入済みの保険も「じぶんの積立」も「一般の生命保険料控除額」に当てはまります。現在は「両方の適用を受ける場合」として生命保険料控除額が計算されておりほぼ上限に近いです。

なので新たに加入したところで生命保険料控除額の増額はごくわずか。それによる税金の還付額の変動は言わずもがな加入手続きのための手間賃にもなりはしない。

ということで「じぶんの積立」加入して節税するメリットはほぼないとの結論に。そもそも保険加入で節税ってのが本末転倒なのかもしれませんが。

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