エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

投資開始時の自分に助言できるとしたら

“たられば”の話です。
投資を始めた昔の自分自身にアドバイスできるとしたら、何を伝えるか。

■ネット証券に口座を開設しよう。
外国株式への投資を見据えて、為替手数料の面で有利なSBI証券での口座開設をすすめます。当時、ワケあって既に大手証券会社(対面式)の証券口座を持っていました。ただ、購入できる投資信託の数が少なく、割安な信託報酬の投資信託が限られていました。ネット証券の存在を知らず、開設していた証券会社の中から選ぶしかなかったです。

■類似ファンドを同時に買っても分散にはならないよ。
先進国株式の投資信託として、当時信託報酬が割安だったSMTとeMAXIS(slimではない方)がありました。何を考えていたのか、その2つを同時に買い付けており(新興国株式ファンドも同じく。。。)。

■アセット毎に買い付けるならバランスファンドはいらないよ。
債権、株式、不動産の各クラスで、国内、先進国、新興国のファンドをそれぞれ買い付けていました。にもかかわらず、バランスファンドも一時期買っていました(しかも2つ!)。どちらかに絞れば管理がしやすいのですけどね。投資を始めたばかりで、いろんなものを試してみたいという気持ちがあったのかもしれません。

■国内債券ファンドを買うなら個人向け国債のほうがいいよ。
本に紹介されているように国内債券ファンドのも買っていました。安全資産のクラス(のはず?)なのですが、ファンドなので当然価格が変わるんですよね。個人向け国債だと額面は不変の上で金利上昇をある程度追いかけるから、そっちの方がメンタル削られないよと言いたい。

■評価損は必ず経験するからね。
投資開始後2か月ほどは概ね右肩上がりで、常に評価額がプラスでした。全能感に包まれていた矢先、当時のFRB議長の金融緩和終了をにおわせる発言を発端に相場が急落、初めての評価損を経験。投資開始直後で数万円の元本しか積み上がっていなかったので、たかだか2,000円ほどのマイナスでしたが悶えました投資だからマイナスはあると覚悟していたはずなのに、いざ経験すると苦しかったです。


投資を始めたばかりの頃は判断基準が明確になっておらず、いろいろ試して遠回りしながら今に至ります。今も自分にとってベストな投資になっているとは言えませんが、ベターであればいいかなと緩く考えています。

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