そこまで値下がりするインデックスファンド(パッシブ)ってあったっけ?アクティブファンドかな?
金融機関で進められたローリスクの投資信託を3年前に買ったら元本割れしたって記事がありました。以下、その記事の一部抜粋。
愛知県の三河地方に住む自営業の40代男性は、3年前に投資信託を1000万円分購入した。金融機関からはローリスクの商品として勧められたというが、その後、元本割れの状況になってしまった。(~~中略~~)880万になって戻ってきたよと。叫びましたよ。叫びました。一緒にスタッフもいたので 僕が落ち込みすぎて笑っていましたもん。勢いで始めちゃったり、人に言われたことをのっかったりすると、考える力がなくなる。そこはね、反省かなと思っています。「これくらいですんでよかったな」という教訓にして、これからはしっかり勉強してしっかり勉強してコツコツやっていくのが一番いいのかなと。
引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/669396
3年で-12%になった投資信託って何だろう。
slimシリーズの投資信託の3年間の騰落率は以下のとおり。数値はSBI証券のサイトから。
・S&P500:+85.25%
・先進国株式:+75.14%
・オルカン(日本除く):+65.60%
・オルカン:+64.31%
・TOPIX:+46.13%
・先進国リート:+43.78%
・オルカン(3地域均等型):+42.65%
・日経平均:+37.84%
・バランス(8資産):+25.24%
・先進国債券:+13.94%
・新興国株式:+11.59%
・国内リート:-2.14%
・国内債券:-5.52%
slimシリーズには新興国債券がないので、代替としてiFreeシリーズで見てみると+27.46%。
となるとインデックスファンド(パッシブ)だと最悪でも国内債券インデックスファンドの-5.52%。ローリスクの最たるものでこの下落率にとどまっているので一体何を買ったのだろうか。少なくともパッシブではなくアクティブファンドなんだろうなってことは予想できます。
件の男性が自ら言っているように人の話を鵜呑みにするってのが危険だってことの好例(といったら失礼か?)。
投資に限らず何事も自分で考える癖をつけておかないと痛い目に遭うことを回避できないんだろうな。何かと自己責任って言われることがあるし。私も気を付けよう。