てっきり、前触れなしの突然の退職のことかと思っていた。
少し前からよく目にしていた静かな退職（Quiet Quitting）って言葉を調べてみたら「仕事への熱意を持たずに必要最低限の業務のみこなす働き方」と書いてあって思っていたものと全然違ってた。
前触れなしの突然の退職のことを静かな退職って呼ぶと思っていたんだけど。そちらは「サイレント退職」と呼ぶらしい。
必要最低限の業務だけをするって、非常に望ましい環境ではないか。この言葉が世に出回る前からその働き方をしている人はこれまでのどの会社にもいる。今の職場にもいる。＊＊とか＃＃とかその他大勢。
この働き方を選択する理由に「ワークライフバランスの重視」が挙げられるようだ。分らんでもない。仕事を一生懸命頑張ったところでそれに見合って待遇がよくなるわけでもなく翌年度にお小遣い程度の昇給されるのみ。
であればこの働き方を選択するのもイチ労働者としては合理的な判断。周りの人間からしたら勘弁してくれ案件だけど。
もちろんこの働き方を選択した結果を受け入れることが大前提。会社からしたらよくない働き方になるわけだからどんな処遇（評価、異動[左遷？]）になっても文句は言えなくなる。逆に言えばそれを受け入れる覚悟があれば静かな退職ってスタイルをとるのも悪くはない。
合理的な判断をする人が増えたってことか？
