一見するともっともらしく見えるけど何とも言えない違和感が。
私の違和感を引き出した記事はこちら。
リンク先:https://gentosha-go.com/articles/-/49919
以下、気になったところを抜粋。
実は、資産は雪だるま式に殖えていきます。
1000万円を1億円にするのはさほど難しくはないのですが、10万円を100万円にするのはものすごく難しいのです。同じ10倍でも雲泥の差があります。
ですから、種銭が多ければ多いほど、早くゴール(今回は資産1億円の富裕層がゴールでしたね)にたどり着きます。
1行目は複利のことを言っているのだとわかります。
問題は2行目。同じ10倍でも雲泥の差があると書いてありますが、利回りが同じなら10倍になるまでの期間も同じなのだから難しさはどちらも同じはず。文章の表現からも追加投資は何もないでしょうし。
この記事の著者は「元手がないと資産を増やすことができないから元手を最優先で作ること」を推しています。
であるならば、正しい表現は「資産運用では元手の大きさがモノをいうから、1000万円を1億円にするのと10万円を1億円にするのとでは雲泥の差がある。」でしょう。
記事のタイトルを印象的なものにしよう狙ったのかと思いきや記事にその通りに書いてあるので、タイトルで釣ろうとした記事ではなく思いっきりミスリードに思えてなりません。
著者が投資(?)をしている人なので単に間違っただけだと思いますが(そう思いたい)。