エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

投資信託は手数料が高いからダメというのはどの水準から?

投信のデメリットとして挙げられている手数料ってあるけれども。

投信は手数料が高くて銀行が儲けるために売っているものだから手を出してはいけない、的な主張を目にすることがあります。

私のアンテナに引っかかっていないだけかもしれませんけど、具体的に何の手数料がどの程度高いからダメだ、と明言している主張を目にした記憶がありません。私が認識している投信の手数料はこんな感じ。

・買付手数料
・信託報酬
・解約手数料
・信託財産留保額

一昔前の投信はそれぞれの手数料がとられていたようですが、最近主流になっているインデックスファンドだと信託報酬しかとられません。その信託報酬も年率で0.1%程度。

売買金額によっては売買手数料がとられず、信託報酬もかからない個別株式投資に比べれば投信の手数料は確かに高いですけど、0.1%の信託報酬が高い!銀行の手数料稼ぎのネタ!などと言えるほどのこととは私は思えません。

0.1%であれば、定期預金や条件によっては普通預金ですらゲットできる水準ですから。0.1%の手数料を高いというのは、昨今の定期預金、普通預金の金利を高いというのと同義ではないでしょうか。預金金利0.1%が高いとは思いにくい水準。

そう考えると手数料が高いから投信はダメ、というのは一昔前の投資信託のことを言っているように思えます。ここ最近の格安な手数料のインデックスファンドの存在に気付いていないか、気付いていても無視しているかのどちらか?

最近はネットに情報があふれているので、ちょっと調べると多くの人にベターな投資方法にすぐ辿りつけるはずです。一番最初にアクセスする投資に関する情報が怪しい情報でなければ、後の投資生活(?)は比較的明るいものになるでしょう。

保証はできませんが多分そうなるはず。

投資する、しないの判断とそれに紐づく結果はすべて自己責任で。

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