エンジニアによる資産運用の軌跡と備忘録

資産運用をする過程で思ったこと感じたことなどつらつら書き残すブログ。

急速な為替変動が起きていたけど円高の場合は注視されない。

円高に振れたときは何もニュースにならない。それが急速であっても。注目されるのは80円くらいになってから?

11月前半は1ドル148円台にいたものの、この1か月程度で134円まで円高が進行。14円も動いています。それにも関わらずこの円高のニュースを見聞きした記憶がありません。

1か月で14円って相当な早さだと思うのですが。円高方向だと製品の値段が下がるからウェルカムってことでしょうか。物価の伸びが抑えられればみんなうれしいということなのでしょう。

政府も円安に推移しているときにはしきりと「注視している」「急速な変動は好ましくない」と発言していましたが、この1か月はそういった発言を見聞きした記憶がありません。私がたまたま見聞きしていないだけなのか、発言はしているが報道されていないだけなのか分かりませんが。

私の資産はじわじわ目減りしています。株高の傾向ではあるもののそれを打ち消してしまっています。長期で見れば円建て評価で増えてくれると期待しているので何もせずほったらかし継続。

この円高で苦しい思いをしているのは1ドル150円を超えたあたりでドルを持った人たちではないでしょうか。

1ドル150円を超えた前後、それをチャンスと捉えたのかドルを持つ人が増えたという報道がありました。10%ほどの評価損が発生しているはずです。レバレッジをかけていたらさらに損は拡大。

ドルを持つ人が増えたという報道が出たとき、靴磨き少年の話を思い出しました。最後の買い手が現れたらそこが天井だという話。今がそれに該当するのか分かりませんが、少なくとも急速な巻き戻しが起きているのは確か。

そう考えると外貨そのものを持つより外貨建ての資産を持つ方が個人的には安心感があります。外貨そのものよりは少なくとも外貨MMF。分配金が出ますし。

この円高傾向がどこまで続くか分かりませんが、どう動こうともいつもどおりの投資行動を継続していきます。あれこれ考えて下手に動くと失敗してしまう経験をしてきているので。

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