あれよあれよと151円台に。これを急速な為替変動と言わずになんと言う?
こんなにも円安が進むとは思ってもみませんでした。150円台に乗った瞬間に政府の為替介入があるんだろうなと思っていたのですがそうならず。
だからなのか、急速に円安に振れている感じがします。為替介入はまだ来ないだろ、みたいな。為替介入とのチキンレースが行われているような。
32年ぶりの円安水準と言われています。32年前というと1990年。バブル崩壊が開始する頃。
その頃に何をして遊んでいたのか記憶にありますが為替のことなど全く記憶にありません。小さいお子様だったので為替のことなど何も知らないので当然です。
1ドル150円になることなどありえないという雰囲気が数年前はありましたがいとも簡単に突破してしましました。じゃあここで収束するかというとそれは考えにくいかなと。
教科書どおりに考えれば二国間の金利差拡大により米ドルが買われているので、米国の利上げが止まるか日本が利上げするかもしくはそのどちらも起きない限りは今の流れが続くのでしょう。
政府による為替介入は起きるでしょうけど、根本解決にはならないので今後実施されても先月と同様にしばらくすれば元に戻るのではないでしょうか。
投資をしているとこういう歴史的な動きを身をもって感じることができます。貴重な経験です。
海外の資産を保有していると円安に振れるとその分円換算で資産が増えます。株式市場の軟調さを緩和する向きに作用するのでそこまで資産は目減りしていません。目減りしているのは確かですが。
ひと昔前の円高株安のダブルパンチを喰らわなくて済んでいるのは不幸中の幸い。たまたまですね。運がよかった。
いつ何時状況が変わるか分かりませんので、欲を出そうとせずにいつも通りの投資行動を継続していきます。